グレード 304 ステンレス鋼コイル/ストリップ
まず、冷間圧延ステンレス鋼ストリップの降伏強度は熱間圧延ステンレス鋼ストリップよりも優れていますが、展性と靭性は熱間圧延ステンレス鋼ストリップの方が優れています。
第二に、冷間圧延ステンレス鋼ストリップの厚さは極薄ですが、熱間圧延ステンレス鋼ストリップの厚さは少し厚いです。
第三に、表面仕上げ品質、外観、寸法精度については、冷間圧延ステンレス鋼帯の方が熱間圧延ステンレス鋼帯よりも優れています。
304(1.4301)/304L(1.4307)/304H(1.4948) ステンレス鋼
ステンレス鋼グレード 304H炭素含有量が高く、高温が利用される用途での使用により適した鋼となります。このグレードの利点は、オーステナイト系クロムニッケル鋼合金であることに加え、より多くの炭素含有量が分布して引張強度と降伏強度が向上することです。この材料は、このグレードの耐熱特性により、525°C を超える温度で使用される ASME 圧力容器での使用が推奨されます。
化学組成
要素 | C | ん | シ | P | S | Cr | ニ | N | 鉄 |
304 | 0.07% | 2.0% | 0.75% | 0.045% | 0.03% | 17.5~19.5% | 8.0~10.5% | 0.10% | 残り |
304L | 0.03% | 2.0% | 0.75% | 0.045% | 0.03% | 17.5~19.5% | 8.0~12.0% | 0.10% | 残り |
304H | 0.04~0.10% | 2.0% | 0.75% | 0.045% | 0.03% | 18.0~20.0% | 8.0~10.5% | - | 残り |
機械的性質
学年 |
抗張力 (MPa) 分
|
降伏強さ 0.2% の証拠 (MPa) 分
|
伸長 (%in 50mm) 分 |
硬度 | |
ロックウェルB (HR B) マックス |
ブリネル (HB) マックス |
||||
304 | 515 | 205 | 40 | 92 | 201 |
304L | 485 | 170 | 40 | 92 | 201 |
304H | 515 | 205 | 40 | 92 | 201 |
304/304L/304H 共通アプリケーション